途中から、
というかもともとの設定が、
何とも不可思議な物語。
なんか後半は非現実的で(いや、私達がいま生きてる時空の方が非現実的なのかも知れないが(笑))ビックリだったけれど、
それを淡々と演じる斎藤工が面白かった。
藤山直美さんは好きな女優さんの1人ですが、市井のおばちゃんを演じらさせればこの通り天下一品、髪をゆって着物を着ればきれいないとさんがそのまま大人になったような雰囲気だし、喜劇の舞台ではお父様譲りの笑いを取れる女優さんだし、変幻自在でかっこいい。
いまや空戸が増えてきた古いタイプの団地、間取りだけでなく住んでる人たちも昔ながらで噂話にいそしむ。もちろんご近所付き合いの良さもあるんだけど。
なんかテーマが理解しづらかった分、俳優さんたちの味のある演技を楽しんだ作品でした。