この映画を完璧に理解することは
“愛とは何か”を理解することと同じくらいに難しいと思う。
でも
愛する人をどんな手を使ってでも、
なんとか繋ぎ止めたい気持ちは
私にもなんとなくわかる。
それがたとえ、その人のためにならないことだったとしても それでもいいんだ
ただそばに居たいだけだから。
そんなのは愛じゃなくてエゴなのかもしれない
でも愛なんていつも身勝手で、多分理屈じゃないでしょ。
彼女を失うことを恐れ
利己的な行動を取る主人公には
少しだけ、共感
花火が打ち上がる中 ポンヌフ橋の上で踊り狂うふたりは 無敵だった
美しい映画でした。
「夢で見た人に翌朝必ず電話するなら、人生はもっと単純ね」