うめ

リベリオン ワルシャワ大攻防戦のうめのレビュー・感想・評価

4.0
第二次世界大戦中のワルシャワ。
ソ連の侵攻を知り、ナチス・ドイツへの武装蜂起を起こす若者達。


微かに見えた希望。
様々な思いを胸に、戦いに身を投じるポーランドの人々。
しかし…

レジスタンス、一般人に関わらず命を奪われていく人達。
これでもかという程にリアルに描かれる死。
しかし、それも戦場になっていない他の地区に行けば他人事。
好奇の目や無関係でいようとする市民の態度に鳥肌がたった。
そんな絶望の淵でも、止められない愛するという気持ちが彼等を前へと走らせる。


こういう映画には、普通ありえないような演出がなされているのも斬新。
私はビックリはしたものの、あまり嫌ではなかった。
不安、恐怖、心の動きを感じさせる音楽も良かった。


B級SF映画を思わせるようなタイトル。
そして、ダサいジャケット。
それに騙されてはいけない。
しっかりとした重み。
また一つ
この作品に知らなかった事実を教えてもらいました。
うめ

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