ゆき

無伴奏のゆきのレビュー・感想・評価

無伴奏(2016年製作の映画)
3.5
哀しみよこんにちは。

混沌とした時代にも存在意義を求め主張する。
嬉しいも悲しいも半分こ、とは口にはできても実際には難しいこともある。
あの小さな入り口を超えた部屋は、現実と切り離してくれる空間だ。
妙にぶった感じの言い回しの若者たちの葛藤を見た。
重厚とまではいかないが、独特な閉塞感に満ちた時間を体験できる一作でした。

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大学生の学生運動に感化された女子高校生。同級生に連れられて入った喫茶店「無伴奏」で出会った男と惹かれ合い、知らなかった感情を覚え始めるが…
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