原子力発電所の事故による放射能汚染で海外へ避難しなければならなくなるが、主人公にはその順番を待つ間弱って行き……という作品でした。
SFではありますが完全に今の風刺、今見るべき作品だと思います。
何かトラブルがあった時、いつも一番被害を食ってしまうのは弱い立場の人間。
しかしそんな人間よりも弱いのは他国から来ていた人々だが、意外と日本人はその事には気付かなかったり、不寛容であったり。
淡々としていますが、惹き付けられるものがありました。
人が全く喋らずアンドロイドがいるだけのシーンが、実は一番面白かったですね。