M

TITANE/チタンのMのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
3.9
過去の事故が原因で頭部にチタンプレートが入っているダンサーが、車となんやかんやしてしまったらそれが原因で……という作品でした。

脈々と受け継がれているデヴィッド・クローネンバーグ風味の継承者、ジュリア・デュクルノー監督の新作は、やはりクローネンバーグ味のする良き作品でした。

車とどうこうする前からあった主人公の如何せんともしがたい
「犯罪衝動みたいなもの」が序盤から突然行われるので、
正直面喰いますが後半のショッキングシーンに比べれば些細な事。

見終わった後では常識の範囲内とすら言えます(笑)。

大ラスのあの一連。
何見せられたんだ?と思いつつ、
なんか神々しさを感じてしまった自分もおります。
M

M