ジャケ写に惹かれなかったのでスルーしていましたが、観てみたら実話に基づく物語で、面白い映画でした。
キングスマンの時のタロン・エガートンはあまり好きではなかったのですが、全然違うタイプの役で役作りは完璧！イケメンでないところも良かったです。ちょっと好きになりました。
そしてコーチ、ブロンソン・ピアリーのヒュー・ジャックマンは今作でもサイコーに格好良かった～♪
小さい頃からオリンピックに行くことが夢だったエディ・エドワーズ(タロン)。色々な競技に興味を持ち種目を変えながらも、一貫してオリンピックに行くという点ではブレないところ、周囲から馬鹿にされながらも大真面目にチャレンジしていくところ、凄いですね。最後にスキーのジャンプ競技に行き着いた時には22歳だったそうで、そこからの頑張りは称賛せざるを得ません。
よく見ていたのに、あまり詳しく知らなかったジャンプ競技でしたが、この映画で簡単に飛んでいるように思っていた選手が、常に危険と隣り合わせの状態にいることや、相当な技術と勇気が必要なことが分かり、今後の見方も変わったような気がします。
そして、オリンピックはメダルが全てではないって改めて教えて貰えたように思います。オリンピックに出場するために、家族の応援とか、良きコーチとの出会いとか、大事ですね。
この作品観て、今年やった平昌オリンピックのジャンプ、寒くて酷い風で、いかに劣悪な環境だったのか、今更ながら理解しました。もともと風の強い地方で開催するなんて選手の安全を無視してましたよね。大きな事故がなくてホントに良かったです。
