ジーサンズ はじめての強盗のShinichiAndoのレビュー・感想・評価

カールじいさんが家に風船をつけて旅に出る理由があったように、いくつになっても強盗をするには、切なくて切実な理由があるんです。そして、何より素晴らしかったのは、いくつになっても友達っていいなと思わせてくれること。今年上半期ベスト級に大好きな映画！

さらに、本作のいいところは、“友だち”というのが３人のおじいちゃんたちの関係だけでなく、小さな孫娘から行きつけのダイナーのおばちゃんまで、年齢、性別、そして人種を超えてつながっていくところ。そういう意味で、舞台のニューヨークがぴったりなんです。