このレビューはネタバレを含みます
20160716@uplink
ボーイミーツガールの冒頭から、カフェでの女子高生二人のグダグタとした恋話でさえまで引き込まれてしまいます。
中田クルミさん演じる、今を生きるゆきおんなはサバサバしているのに恋に傷付いたり傷付けたりすることに臆病で、お酒に弱く、バイト暮らしをしている女の子なわけで、そんな彼女の仕草や言葉にドキドキしちゃいます。
ゆきおんなが主人公と云うだけで切ない恋物語なのですけど、ほんの少し勇気の背中を押してくれる作品に感じます。
未来の恋愛映画の巨匠 亀山睦実監督は女の子の持つ嫌なところを見せながらもポップで美しく・可愛く撮るのが持ち味ですからこれからも期待です。