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ドント・ブリーズのteaeastのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
5.0
希望と絶望。

幾度も幾度も精神を削るような恐怖体験ができる映画。幽霊やゾンビといった、ありえないものではなく、日常の平行線上にこそ、狂気と恐怖は潜む。
そのことを教えてくれる。

主人公のロッキーにも共感してしまうところがあるし、退役軍人の老人にも共感してしまうところがある。
その感情が理解できるからこそ、絶望し息をのむ。

この恐怖は一度体験しておくべき。
こわい、なんて簡単な言葉で片付けられるようなものではない。鑑賞、というよりは体験する恐怖。
主人公と一緒に息をひそめる恐怖を体験してみてほしい。
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