ぶちょおファンク

クリーピー 偽りの隣人のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★1

不穏で少し不気味な雰囲気が漂い、
役者陣もいい演技で
中盤まではそこそこ面白い…!

しかし物語が大きく動きだすと
理解不能な部分も多くモヤモヤ。

Yahoo!映画レビューに書いてあったのとオレの見解も足した仮説を立てると…

「高倉(西島秀俊)こそ
真のサイコパスであり、
冒頭の件も“彼”を操りわざとそう仕向けた…。
そして自分が以前より興味を持っていた
“日野市失踪事件”とその真犯人とおぼしき西野(香川照之)を探し出し、
如何にも偶然日野市失踪事件を
調査する流れになったのも
実は高倉の計算であった…?!
そして西野を研究対象として観察するために隣へ引越しをしてきたのだ…。
最終的に西野は高倉の期待に応える研究材料ではないと判断し、
もともと高倉の奥さんは高倉に操られていたので…。
(それ故の妻の嘆き、まだこの地獄の日々は続く…って意味での叫び…)

もしくは日野市の事件も、そして西野も高倉に操られていた…?」

って考えると終盤での流れに合点が行くようにも思えるのだが???

しかし…仮にそうだとしても
西野(高倉)の洗脳(催眠術?)とか
特に“薬”の面では一切の説明はなく(一番の疑問はその薬は何?ではなく誰が精製?)、
警察はほぼ役に立たない存在でしかなく、
リアリティーという面で
ツッコミ(謎、説明不足)どころが多いのは否めない。

これが黒沢清監督の作風なのは理解してますが、
単純に面白かった…!
っとはならないかな。

2019年354本目