よしたか

すれ違いのダイアリーズのよしたかのレビュー・感想・評価

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)
4.4
スクリット・ウィセートケーオ主演
ニティワット・タラトーン監督作品
[すれ違いのダイアリーズ]

以前観た、[マッハ無限大]、さらに、
[愛しのゴースト]以来、
久しぶりで、3本目のタイ映画、
ようやく観られました♪

相変わらずいろんな事しらないし、
あまり観ない国の映画を観ると、
世界は広いなぁ!って思ってしまう、
今日このごろです笑

タイの事…全然知らないです。

王さまがいる、王国、立憲君主制、
首都はバンコク、仏教徒の国、
ほほえみの国、とも呼ばれる、
通貨単位はバーツ、国技はムエタイ、
あとは…トムヤムクン…
それくらいかな…まだあったかも…、
ですが、あまり知りません。。。

そんな東南アジア、近いけど、
未知の国、興味はあっても、
やっぱりカルチャーショックでした!

そして、やかんあり!でした♪
さらには、HONDA車あり!でしたよ♪
多分、ですがFITのセダン、CITY、
劇中登場していました♪
インドや東南アジアで人気の、
4ドアセダン、HONDA好きのボク、
ちょっとだけ嬉かったです笑

あ、映画の内容全然言ってない…
カルチャーショックですが、
水上小学校が舞台なんです‼

生徒は、月曜から学校に通い、
週末に家に帰る、先生、友だちと、
集団生活、ごはんも、寝るのも、
みんなと一緒、通学はボートでした!

驚きの連続でしたが、この映画、
すごく良く出来ていましたし、
とても面白かったです♪

全国上映の前に、東京国際映画祭、
などで、絶賛されてのロードショー、
米国アカデミー賞、タイ代表、
にもなっただけあって、
納得の出来でした。

[すれ違いのダイアリーズ]、
日記が、重要アイテムとして、
劇中何度も登場します。

水上小学校に前任者として、
こどもたちを教えていたエーン、
そのエーンの残した日記を、
新たに赴任したソーンが見つけ、
教師としての想いの他にも、
若い女性の素の気持ち、
も綴られていて、同じ教師として、
また、ひとりの男としても、
エーンを意識してしまうソーン、
そんな二人の先生のお話を軸に、
物語は展開していきます。

けっこうなダメダメ男子なソーン、
よく言えば等身大な若者の素の姿、
めちゃくちゃ共感してしまいます。

教師なので、こどもには、
教える立場、ですが、
こどもたちにも教えられ、
一緒に成長していく姿には、
素直に応援しちゃっていました!

最初は頼りない、でも次第に、
こどもたちの信頼も得て、
テストのところでの、
こどもたちの知らない○○を、
あんな方法で教えちゃう、
すごく楽しいし、ワクワク、
胸おどる名シーンだと思いました‼

日記を通じて知った、顔も知らない、
二人の男女のストーリー、
どうやって交わるのかな?
今後の二人の運命は⁉
先生同士のお話ですが、
LOVEな要素も、コメディ要素もあり、
最後までドキドキが止まりません笑

タイの風習や文化に触れられ、
お祭りの場面があるのも、
観ていて楽しいです♪♪

こどもたちもめちゃくちゃカワイイ♪

コレはタイ映画の傑作と言っても、
言い過ぎではないでしょう…
傑作です‼
観終わって、とても爽やかな、
清々しい気持ちになりました♪

そして二つの実話から出来たストーリー、
めちゃくちゃドラマチック‼
これは後から知りました。

名古屋で観逃しましたが、
ヤボ用で出掛けた岐阜で、
たまたま上映あって観られた今作、
マジで劇場観賞出来て良かったです♪

[すれ違いのダイアリーズ]

2016 6 岐阜CINEXにて観賞しました。