じゅげむ

永い言い訳のじゅげむのレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
4.0
対照的な幸雄と陽一

ロジカルとエモーショナル

人として幸雄にはなりたくないけど
親として陽一も未熟だ

全く似てないけど
マイガールって映画を連想しました
(可愛くて大好きな作品です)
ママを亡くしたことに囚われ続け
生きている私の存在を軽んじるパパ

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誰の目線になってみても
皆が皆を必要としていて
誰一人と欠けていたら
幸雄の人としての再生と懺悔や
子供達の成長は生まれなかったと思う
母親二人は退場しましたが(死ぬことが欠けるだと私は考えません)どんな形でも影響し合った

誰の言葉だっただろう 
論理的な考え方と直感的な考え方の中間が最も創造的な結果に繋がる

違う時間 違う思考を持つ
『他者』の気持ちを創造 想像 共感
敬い 愛するするのに必要な
高い思考のモードに入るには結局他者と関わって生きていく以外道はない てなわけで人生は他者って要約します

等しく流れているはずの時間が何故
愛を遠ざけたり、または尊敬や執着を育てるのか
とても切なくなった

幸雄が自分と真逆の陽一を
敬い 時に嫉妬する姿はエモかった

凄く良かったので原作も読んで深めたいです
自分の本質はどちらかというと陽一よりの
非論理的な直感人間ですが
だからこそなるべくロジカルに考えようとしすぎる悪い癖が最近ついてきました
心の中に幸雄も陽一もバランス良く存在させたいと思う毎日です
じゅげむ

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