芳乃

永い言い訳の芳乃のネタバレレビュー・内容・結末

永い言い訳(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

小説がそもそも好きで、いつかみようと思っていた作品。小説の好きな台詞とシーンはどうやら採用されなかった模様(あるにはあったけど表現が変えられていた)。

愛を知らなかった人間が、周囲の人と接することによって愛を知っていく…

といえば綺麗な表現なのだけれど、それは結局のところ当人がそう考えて、そう納得して、もしかしたらただの綺麗事なのかもと疑いながらも生きてくしかない…みたいな話なのかなと思ったりする。
そうやって何かを信じるには、さちおくんは妻や自分、人間を疑いすぎちゃったね…って気持ちになる映画でした。

小説ではもう1人のお父さんももう少しだけ気持ちを吐露する場面があって、その分だけもうすこしさちおくんが自分を許せてる印象あったんだよな…🤔
芳乃

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