このレビューはネタバレを含みます
主人公の幸生くんは「自分たちはあえて子供を作らなかった」と言っていたけど、もしもお子さんを作っていたら良いパパになっていた気もする。一方で妻を亡くしたことをきっかけに根本的に変化した気もするから何とも言い難い。とにかく歯痒い。
涙腺を刺激するシーンが多く、観ていて色々と大変だったが一番は幸生くんが大宮家と大揉めして夜の街へ飛び出して散財するシーンでしょう。
泥酔して店のトイレで潰れてしまった時に、幸生くんの手からこぼれ落ちたスマホの待受が大宮家の子供たちであることが判明する。この瞬間が一番ヤバかった。
ジャケットのデザインも秀逸。良い映画だった。