なんとなく生活するだけの夫婦間、愛情はとっくに過ぎ去って夫は女を連れ込み浮気。
その頃、妻は冷たい湖でもがき苦しみ生きる事は出来なかった。
流せない涙からの現実逃避なんだろうか。
同じく亡くなった妻の友人の子供たちと過ごす日々に夢中になっていく。
自分とは正反対に妻の死を受け入れられない妻の友人の夫に言う。
もう7ヶ月も経ってるんだよ?
子供たちは前に進もうとしている、今の子供たちをちゃんと見ているの?
痛かった。辛かった。
自分は女を連れ込んでいた。
いつまでも妻の留守電を消せない君とは違う…
ちょっと友人宅に近づきすぎてしまった。
だから自分がこの家庭で必要無いかもと思った瞬間に子供のようにスネる駄目男ぶりがまた顔を出す。
「人生は他者」
人は人に動かされていくものなんだなと思えた映画。子供の存在って強いんです。
しかし、深津さんの出演があんまり無いことに驚いた。