もっくんの荒ぶる演技が素晴らしかったです✨竹原ピストルさんのお父さんも切なくてよかった。子どもたちはひたすら可愛く最後まで微笑ましい存在です。
配偶者をなくす経験をした立場として感慨深く拝見しました。死は淡々とおとずれて嵐のように去っていく、その後に残される静けさのような穴の中に取り残された生きているわたしたちは、その人がいなくなったあとに戸惑いながら対応していかなければならない。家族を無くした悲しみや寂しさ、当事者にとってはそれよりももっと、それがあったときとなくなったあとの自分のギャップ（精神的なもの、経済的なものや生活をめぐるいろいろ）に立ちすくむ。
穴を埋めるたびに、故人がいたことによって在った生活の当たり前を実感し、後悔しては、呆気なさに面食らうのだと思います。
大切な人をなくすことで、そこから始まった新たな縁が新しい人生のはじまりになる、それは故人とともにある人生、もうずっと死ぬまでそうなれば一緒なんだとおもう。忘れられるわけがない。
