最初期のアリス映像化作品、という事で1915年版と一緒に視聴。
こちらは一本のストーリーと言うよりは原作を知っている事を前提に要所要所の見せ場だけを映像で見せていく、紙芝居のようなスタイルに近い。
フィルム劣化の為に映像がかなり荒れており、一部は視聴困難（特に公爵夫人の辺りが厳しい）。
だがアリスが縮むシーンは最初期の特撮らしい工夫が見られて楽しい。茶会のシーンは3月ウサギと帽子屋は完全に原作再現したヴィジュアルなのに、ヤマネだけゆるキャラみたいなぬいぐるみで思わず笑った。
トランプ兵の行進が全員子供たちで凄く可愛い。女王の命令でアリスを追いかけるシーンでは明らかに笑顔でカメラ目線になっちゃってる子もいるし。ほのぼの学芸会感。
