すぽんてぃにあす

ルドルフとイッパイアッテナのすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

斉藤洋による児童文学作品を2016年に映画化。

原作未読。
序盤の流れ的に子供向けアニメ強めかなと思っていたけど、意外にも大人でも楽しめる部分はあった。
むしろ子供へ知的好奇心を促す内容のようで、後半のメッセージ性は子供には重いようにも感じた。

猫が言葉を理解するっていうファンタジーといいますか。
まあこれはこれで悪くない。
ただ展望は御都合主義のオンパレードでして、東京と岐阜を行き来することがこんな簡単に出来るわけないんだよと親戚の子供に説明するのが面倒でした。

がっつり日本が舞台のCGっていうのも違和感。
ディズニー等で海外の街並がCGで表現されていても気にはならないのに、日本の街並がCGというだけで何故こんなに受け付けないのか。
日本ならやっぱり手描きのアニメーションのほうが落ち着くなぁ。