リビアの都市にあるアメリカ大使館が攻撃され大使館を救うべく近くに拠点があるGRSという6人で構成された部隊が行く話。
正直見る前は楽しそうなアクション映画だなと予告を見て思い見ることにしましたがそんな気持ちで見る物ではありませんでした。この映画は主にGRSvsアメリカ人狩りをするリビア人の戦争でリビア人にも味方はいるけれど、味方が敵かもわからない状況で支援してくれたリビア人も逃げたり頼りなかったりするなど様々な困難がある上で領事館を助け、今度は自分たちの基地を守っているのでとても自分たちにはわからないほどの大変さだったと思います。
また、この映画は実際に起きたことを映画化していて、撃ち合いとか無茶苦茶激しいし、RPGとかも当たり前のように飛んでくるし軌道も読みにくいしととても忠実に再現してあるし、こんなことが実際に起きたのかと思うぐらい激しい戦争でした。
また、GRSの6人には家族などがいて必ず帰国しないといけないという気持ちが強く見ている側もこの戦争を乗り越えて家族に会ってくれと思う気持ちになるけど、最後のシーンで倒れた敵に家族が来て悲しんでいるシーンがあり、敵にも家族がいる中で戦っているというのを思い出させるようなシーンでとても胸が痛くなりました。戦争は誰も得をしないそんな事を体現しているような作品でした。