雄貴AUE

ディストラクション・ベイビーズの雄貴AUEのレビュー・感想・評価

3.7
狂気?衝動?若さ?葛藤?逡巡?純粋さ?
どんな言葉が当てはまるのか分からないけど、十代の若者が抱える鬱屈とした“それ”が迸っている映画だった。

未だ未だあの頃のように「あああああああーーーーーーー!!!!!」って叫んで走り出したい夜のある人にはオススメです。プチ・カタルシス。

『Destruction』意味は破壊、殺人、絶滅、或いは破滅の原因。
安易な訳より、個人的には最後のがニュアンスとしては合うかなという印象でしたが、どうなんでしょう。

雰囲気的には、新井英樹の『ザ・ワールドイズマイン』という漫画に似てます。っていうか柳楽優弥のポジとか、ほぼそのまま。あっちは5000倍くらいのスケールだけど。

柳楽優弥の演技もとてもよい。
菅田将暉も、今まで抱いてた印象よりかなり良かった。
雄貴AUE

雄貴AUE