ベンツをボッコボコに!!
“奇跡の三人”が織り成す、
バイオレンスロードムービー。☆
不条理系ホラーと同じく、自らの
深層意識と向き合うための作品。
共感を求める内容ではありません。
どちらかと言うと、嫌悪を感じるのは
裕也(菅田将暉)に対してかな。
見事なクズっぷりに眉をひそめたくなります。
主人公・泰良(柳楽優弥)は、
セリフも無く、行動も意味不明。
“感情移入お断り”のシリアルキラー。
近づきたくないし共感もムリだけど、
我々ができない日常ちゃぶ台返しを
怖いもの知らずで平然とやって
くれます。
顔の腫れも、驚くべきスピードで
修復されるぞ!(まぁその間も無く、
次の腫れが出来るんだけど。☆)
終盤では、弟の翔太(村上虹郎)が
二代目として遺志を継ぐのかと思い、
「ヤメろ虹くん!君にはまだ早い!」
とかハラハラしながら観てました。(笑)