このレビューはネタバレを含みます
鑑賞するのに体力のいる映画だった。
戦争映画の中でも戦後を描く映画。
未来への希望と絶望とが交互に訪れる。
感傷に浸ったと思ったら絶望。
サッカーのシーンや十字架のシーン、最後のシーン、涙が出そうになった。
最後、少年兵たちが走るシーンは喜びよりも戸惑いが勝っていたのがそうだよなと思った。
きっと家に帰った後にあぁ、そうだったんだなきっとと思うんだろうなと。
でも2000人が地雷除去に派遣され、どれだけの軍曹が情を持って少年たちに接したのだろう、きっとほとんどがそうではなかったんだろうなと、ずっと絶望だったんだろうなと思ったら辛くなった。
戦争は犠牲が多すぎる。
事実を知れた。観てよかった。