このレビューはネタバレを含みます
派手な戦闘シーンはないが、いつ爆発するかもわからない地雷を取り扱うシーンはどれも緊迫感があった。
最初は特に手の隙間から映像観てたほど。
軍曹が「情が移ったのか?」と言われるシーンがあったけど、まだちょっと情移るには早くない?と思った。
あんなに捕虜をボコボコにしてた人が、ひとり少年兵が吹っ飛んだくらいで急に変わるものなのだろうか。
その後、みんなでサッカーして笑い合ってるシーンはどうも違和感あった。
軍曹は親しくしてるつもりでも、上官に混ざるよう言われたらもし心から楽しんでなくてもやるしかないんじゃないのかな?とか思ってしまって。
犬が死に、またキツく当たられるのを見て軍曹の気まぐれで待遇変わるなら、心から信頼することは無理だよな、と。
逆にリアルではあった。
最後はどうやって逃がせたのか気になる。
独断なのだろうか。。
映画の最後には多くの少年兵が地雷処理の犠牲になったことが提示されていて、戦争について考えさせられた。