まだ記憶に新しい2010年に起きたメキシコ湾原油流出事故の映画化。
予告編からも派手な爆発映像が伺えるが、これらはあくまでも人災ミスによる事故というのがポイント。
天災は防ぐのは難しいが、人災は防ぐことができる。
そういったミスから世界中の海岸に原油が広がる事態を招くことに。
この映画は石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンのみで起きた顛末だけで、そこに滞在する採掘員や経営者たちが火災から脱出していく。
感動を抑え気味な点は評価できるし、火災映像はド迫力。
でもこれはアクション映画でもないし、事故の経過を見せるだけに止めている。
マーク・ウォールバーグも見せ場があるとはいえ、採掘員の一人であるだけ。
それにしてもB級アクションみたいな邦題のセンスのなさはいかがなものか。