スピルバーグワールドをとことん楽しんだなと充実感を得られる作品でした!
ストーリーはスピルバーグ節の効いた王道で、ある意味バックトゥザ・フューチャーのセルフオマージュ。(主人公の愛車がデロリアン。笑)
情報量はかなり多め。良く着地させたなという感じ。
個人的には仮想を通じて現実にリンクしていくテンポ感がとても秀逸で好きだった。
オアシスの創設者を演じるマークライセンスは相変わらず、お茶目でセリフに味があった。
悪役の人も80年代ちっくでビフタネンみたいに負けず嫌いの小物感に溢れてて、だからこそのラストシーンがとても良かった。
ティーズ向けには仕上がってますが、現実にも目を背けず、
仲間を大事にし、成長していってほしい、というスピルバーグの願いも感じられ、思惑通りの快作だったんじゃないかなーと思います。