Masato

レディ・プレイヤー1のMasatoのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.5

ゲーム・映画・アニメ好きは是非見て欲しい!そして、スピルバーグ監督から日本への敬意としてある「贈り物」があるので、日本人は絶対に観に行こう!

VRの世界「オアシス」、創設者のハリデーは死に際に、全プレイヤーに対してミッションを課した。3つのイースターエッグを見つけたものには、オアシスの全権利を譲る。主人公は仲間とともにイースターエッグを探す!

イースターエッグとは、映画の中でも説明されますが、ゲームの中にあるユーモアな隠し要素です。Youtubeで検索してみると、たくさん出てきます。

ストーリーはこれだけ!とにもかくにもDon’t Think. Feel ! な映画です。
MCU、DCEU、SCU(シャマランシネマティックユニバース)と、複数の作品の世界観を共有させる映画のシリーズがハリウッドでは盛んですが、今回はもう著作権料どんだけかかってんだよ!と言いたくなるくらいに「異なる世界観」のキャラをVR空間に詰めるだけ詰め込みまくって溢れてます!
冗談抜きでコマ送りにしないとわからないくらいにキャラが詰め込みれているので、血眼になって探してみましょう!それこそ、この映画のイースターエッグ!

創立者のハリデーとモローは、さながらジョブズとウォズニアックのコンビみたい。そんな彼が抱えてたのは社会に馴染めない悩み。私の身の上になってしまいますが、7歳におさがりのパソコンをもらってニコニコ動画を見始め、ゲームに映画に…と普通の人とは違う趣向を持ってしまって、人との関わり方が成長するにつれてわからなくなって、今に至っています。今も、不安と恐怖で人とはうまく関われません。いわゆるコミュ障ってヤツです。ハリデーと同じく、サブカルに逃げていたのかもしれません。でも、「リアル」は現実世界にしかない。現実にしか得られないものが沢山ある。単純だけども、忘れがちなこと。人との関わりに億劫になっている愛すべきオタク達に優しく手を差し伸べてくれる。

キャストのウィン森崎が演じる、ダイトウのアバターの顔は三船敏郎が元ネタです。

最初と最後のアクションシーンはもう鳥肌たちまくり!サブカルが好きで本当に良かったと思える。全世界のオタク達に捧げられたスピルバーグの愛が詰まった映画です!


ネタバレコメント欄に、私が確認したキャラを羅列。
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