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レディ・プレイヤー1のKAZUのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2
この2時間弱に、過去30年分のサブカルチャーが詰まった、スピルバーグ監督の大傑作誕生!

アニメ・ゲーム・音楽・映画・マンガ・小説...に終わらず、ホームドラマのワンシーンやセット、特撮に至るまでありとあらゆる、トリビアが飛び込んでくる。この情報量を10分起きに、時にDJのマッシュアップのように矢継ぎ早に被してくる。しかも、スピルバーグだ。このバーチャルの世界に人間愛を違和感なくテーマとして、描いている。それも凄くわかりやすく。

バーチャルの世界に人が住む世。現実とバーチャルが交差し、ネットの世界に依存する。たった数年前までは非リアリテイで妄想世界であった世も、見渡せば既に現実となってる世界。群衆がスマホ片手にポケモンを探す姿は今や日常で、今作品の街中で<オアシス>の世界に入り込んでいる姿は其れと重なりました...。

ニューオーダーにブロンディ。80年代のリバイバル的要素もありますが、懐メロどころかエンターテイメント作品の最先端にして、金字塔になる今作品。とても素晴らしかったです!

スピルバーグ監督に祝杯を🎉🎉
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