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レディ・プレイヤー1のkrhのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
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予定外にも4DXで鑑賞、バーチャル世界との相性バツグンで楽しい!レースシーンはYouTubeのを事前に観たときの数百倍興奮したし、シャイニングを4DX体験できるとは思わなかったし(再現度がアツすぎる)、鑑賞後に3Dメガネを外す瞬間がかなりエモかった。

ガンダムとメカなアイツが戦うところなんて日本人として嬉しい限り。BGMが流れる瞬間はアツい気持ちが自動的にこみ上げてきちゃう。ていうかあのキャラたち、世界的な認知度そんなに高いんだ!?
(変身の時間がどーたら、というのはウルトラマンでは?と思ったら、原作にはウルトラマン登場するも、映画は諸般の事情で登場NGだったかららしい)

あの駆け寄る大衆はエンタメを愛する「オレたち」だし、その中身の多くに子どもたちが含まれている(道端で子らが並んで楽しそうに戦っている)のがすごく印象的で、なんだか嬉しい。
本来、ゲームを始めエンタメの主たる享受者は子どもであるべきだなあと思う。
もちろんオトナだって楽しいけど、今作に登場するキャラクターや作品を楽しんでいたのは確かに子ども時代の私たちだったわけで、その子ども時代の経験があるからこそ、今日までカルチャーの担い手たりえている。

ストーリーはかなりベタベタだし、設定の甘さや都合の良さが目につくのは否めないけど、それが立ち止まらないテンポの良さに直接つながっていたし、それこそ「昔」のジュブナイルエンタメ映画っぽさが滲み出てる部分もあって思わずニッコリ。

バーチャル世界の緻密な描写に、もうこれ実写いらない時代来たかもなとも思ったけど、エンドロールの長さに「皆さん本当にお疲れ様でした…」と平伏の気持ちに。
これだけお金と人と版権を使えるのは、確かにスピルバーグ映画だからだ…
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