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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのkrhのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くもスター・ウォーズっぽい映画だったな〜!というのが一番。前作で潰されまくった要素を、後出しジャンケンで容赦なく復活させてたのにはさすがに笑ってしまった。だからストーリーや設定に説得力を感じられなかったのが正直なところだけど、「これどうするんだろう」だった部分をほぼほぼ拾ってくれたのでスッキリはした。
それでも、スター・ウォーズとして期待した景色は充分に見せてくれたし、その中のいくつかは鳥肌が立つほど興奮したので満足!個人的にはあの「I know.」にファンサービス以上の意義を感じて、グッときて泣けた。ファンムービーだからこれでいい。ひとまず楽しむことができて良かったと思う。

ep8で提示されたアンビバレントな気持ちや立場や行動について、「なんだかんだみんなそうだし、今やるべきことをやるのが大事じゃない!?」でスパーンと斬っていくのは今年のディズニーっぽいし、何より「やるかやらないか」の伝統的なスター・ウォーズらしさもあって、着地としては良かったんじゃないかと思った。
(ライアン・ジョンソンのやろうとしたこと自体は未来志向の現代的な価値観で、悪くないと思っているけど、少なくともこの三部作でやるべきことじゃなかったし、何より全然面白くなかったのが問題…)

心残りはハックス将軍でしょうか。がんばれハックス将軍!ってもっと思いたかったな〜あまりに不憫すぎる…

レイ・ポー・フィンの3人の成長と絆が嬉しかったな。みんな一段とカッコよくなってて、ますます好きになった。あと、ベンのことも。彼らの冒険を楽しめて良かった。お疲れ様でした!
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