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レディ・プレイヤー1のFrafillのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
自分の中では今年一番のヒット(*^^*)
一度目は2Dで観て、序盤のカーレースがどうしても3Dで観たくて先日二度目を観賞。でもまだ観たいw

80年代のポップカルチャーが終始炸裂、知っているひとはもちろん、あまり知らなくても楽しめる究極の娯楽作だ。

劇中ひっきりなしに出てくるエキストラ(?)や、乗り物、背景、ジェスチャーなどなど

ちょっぴり懐かしめの映画やアニメ、特撮のパロディ&オマージュがそこかしこに登場する!…らしいが、2回みてもまだほんの一部しか見つけられていない…。
てかメカゴジラとガンダムの共演なんて、スピルバーグ監督じゃなかったら使用許可下りないでしょ…。

パンフレットに、どこに何が出てるか、かなーり細かく載っていたので、気になる方は是非♪ただ、オレンジとブルーのページは、お洒落だけど読みにくかったよ…( ´Д`)

そのパンフレットによると、なんでも、原作の小説にはスピルバーグ監督ご本人も登場しているのだとか。リスペクトしすぎでしょw
というわけで、その小説を映画化するなら、監督が大好きなモノがたくさん詰まった世界が描かれるのは当然のこと。

それを見事に、監督ご本人がスッキリまとめて映像化しちゃったんだもんな。やっぱすごいよ、スピルバーグ監督…!70代になっても、こんなにワクワクドキドキさせてくれる映画を産み出してくれるなんて。

そして、人によって感じ方は違うかも知れないけど、ちゃんと伝えたいことを最後にコンパクトにまとめてくれている。

そのうちだいたいのことは仮想現実でもできるようになるだろうけど、現実世界でしかできないことも確かにある。最後のシーンでVRの世界に作られたルールも、メッセージのひとつだ。

また後半、ヒロインの現実世界の特徴が、仮想現実内のアバターにも現れるシーンがあるのだが

あれはきっと、仮想現実の中だけでなく現実でも彼女は戦っていたからだし
また仲間が、主人公が、アバターではなく本来の自分のありのままの姿を見ていてくれていると気づいたからでは。

ひとは愛されている、認めてもらっていると気づくと、より一層パワーが出るもの。また、自分のためではなく誰かのためにだともっと出る。そんな純粋な映画を、久しぶりに観たかも知れない。

しかし、オアシス開発者は80年代に子供だったってことは…!自分の年齢と比べると…!!(^^;

自分がハリデーみたいに歳をとった頃には、世界はもしかするとこんな感じになっちゃってるかも?と想像せずにはいられなかった。

VRとか、ドローンとか、、意外と遠くない未来であんな感じになっちゃいそう。

※VRで酔いやすい方は逆に2Dで後ろの席とかがいいかも…?です。
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