この映画の中で、『死には「幸せのおまけ」がある』という翻訳が出てきますが、死に対する言葉の中で人生で1番ポジティブだと思える言葉で深みがありました。
登場する舞台俳優たちはそれぞれ”愛”、”時間”、”死”に扮して、抽象概念に怒りを抱く主人公を欺きにかかります。
その過程が一流俳優が一流の舞台俳優を演じるだけあって素晴らしい!
抽象概念に対してリアルを向けるってすごいシンプルに聞こえて実は難しいこと。
この物語は後半のシーンがとても感動的で見方によってはすごくしっくりすると思います。
全体を通して謎が解けない3人の舞台俳優。
主人公の同僚3人と俳優3人の掛け合い、原題の意味、ドミノ倒しの意図、全ての謎が解けたときによくできるな、とさっぱりするはずです٩( ᐛ )و