あのワルな２人が１８年ぶりに帰って来た！監督がマイケル・ベイ監督から代わって不安が満載でしたが、終わってみれば良い続編でちゃんと筋が通っていましたね。
みんな１作目からするとそれは歳を取っていますが、良い歳の取り方をしていますね。ただマーティン・ローレンスさんはちょっと太り過ぎ…顔がむくんでいて気になる(笑)
ウィル・スミスさんは流石のプロ根性というか、摂生していてそんなに変わっていない印象。
マイケル・ベイ監督版に比べると、アクション部分はちょっと物足りない…。もう少しド派手なのを期待していたので、そこの部分はちょっと残念。予算の関係もあるのかなと思いました…。派手さが無い部分をぐるりと回るカメラワークなどで工夫して見せ場を作っている感じで努力が見られてそこは良い感じでした。
話のテンポもベイ版に比べるとちょっと遅い。その分、マイクとマーカスの熱い友情や警部や仲間との絆を描く事に力を入れている印象でした。
相変わらず、マイクとマーカスの漫才みたいな掛け合いは面白い。
終盤の展開は唐突で驚きましたが、まあアリだと思います。主演の２人が歳を取りアクションに不安な部分も新たな仲間でフォローする感じも上手い設定でした。
１昨目の犯人を逃がした時のシーンや冒頭のマイアミの看板の上を飛行機が通るシーンなどオマージュに溢れていて、とにかく監督がバッドボーイズが好きなんだなというバッドボーイズ愛に溢れていてファンとしては嬉しかったです。あのテンションが上がるテーマ曲も変にアレンジしてなく健在でした。マイケル・ベイ監督もカメオ出演していて笑いました。
これで最後と言いながらヒットしたら４を作る気マンマンの続編を作っても支障がないような作り方には恐れ入る。
アメリカで大ヒットだそうなので多分続編は確実なのではないでしょうか？自分が観た劇場では土曜日で公開２日目なのに人があまり入っていませんでしたが(笑)
シリーズ初見の人にはうーん…という感じだと思いますが、シリーズファンには嬉しい満足出来る内容だと思います。
久しぶりに劇場で映画を観たのもありますが、スゴく楽しめた作品でした。
