W・スミス＆Ｍ・ローレンスのダブル主演で大ヒットしたアクション映画"バッドボーイズ"の17年ぶりの新作・シリーズ第3弾!
マイアミ市警の敏腕刑事コンビ、マイク・ローリーとマーカス・バーネット。ブランド物のスーツをスタイリッシュに着こなし、得意のドライビングテクニックでポルシェを飛ばすマイクに対し、マーカスは家族こそが守るべき大切なものと考え、そろそろ引退を考えている。若いエリートたちと組むことになった2人は、自分たちが年寄り扱いされることに我慢できない。そんな中、マイクが何者かに命を狙われ、バッドボーイズ最大にして最後の危機が訪れる…。
1作目から25年、久しぶりのジェットコースター・ムービーを満喫! マーカスは娘が出産して、グランパになり、ますます家族指向に。一方、マイクは前作で恋仲だったシドとも別れ、相変わらず仕事一筋。100歳まで現役と息巻いていて、2人の方向性の違いがより顕著に。そして、マイクが命を狙われた犯人を追ううちに、"バッドボーイズ"結成前のマイクの過去が明らかになり…。
鑑賞前は、さすがにもうネタ切れかと思っていたが、ドローンやハッキングといったスパイ映画顔負けのハイテク捜査など、カーチェイス以外の見所も豊富で、見応えは十分。ただ、W・スミスの身のこなしは軽やかだったものの、グランパになったという設定のせいなのか、Ｍ・ローレンスの動きは重く、立ち回りシーンも相当キツそうな感じ。途中何度も、"これが最後だから"という台詞が出てきたので、本作がシリーズの見納めになる可能性が高いと思った。
