このレビューはネタバレを含みます
自分がRPGの世界に入り込み、ゲーム内キャラクターになって冒険するという、子供の頃に何度か夢見たような設定の映画。
話の流れとして、幾つもの試練を乗り越えて世界を救うという王道のもので、予定調和的に話が進むので安心して観てられる。
予定調和と言いつつも、スリリングなアクション、キャラクターの成長、甘酸っぱい恋愛があり、退屈せずに最後まで観ることができた。
本来の世界の自分とゲーム内のキャラクターの肉体、性格、性別のミスマッチがストーリーにスパイスを与えていて、このキャラクターがこの振る舞いする?みたいなのが新鮮だった。
役者の方々の演技が自然だったので、違和感なくストーリーに入り込むことができた。
コメディというカテゴリーに含まれているが、笑いを随所で取りつつも、ストーリーもしっかりしていて、ハッピーエンドで大団円を迎える。
元気を出したいとき、無性に笑いたいとき、ひとりでもみんなでも観ることができる、オススメの一本です!