ジョディ・フォスター監督作品と内容が面白そうだったのでレンタルDVDにて視聴。
あらすじを簡単に説明するとマネーモンスターと言う番組でジョージ・クルーニーが言った株価予想を鵜呑みにして全財産を失った ジャック・オコンネルが生放送中に番組をジャックして株価暴落の真実を公表するよう訴えるというもの。
物語の冒頭はジョージ・クルーニーが胡散臭さ全快のダンスを踊り、視聴者に喧嘩を売るような発言をする。
彼はマネーモンスターと言う番組の司会者なのだが、ここまで胡散臭い人の言葉を信じて全財産を株に賭けるだろうか…。
と、いうより一番組をここまでしまうとは何てピュアというかバカな男なんだ…。
私も昔は少し投資をやっていたことがあるが、ああいう男ほど信用出来ないものはない。
と犯人はバカだと思うが、演出は中々に良い為物語の中盤に辺りまでいい緊張感を持続させ、画面に釘付けになってしまった…。
しかし、物語の終盤からは、かなり失速してしまう。
そう、テレビ局から出てからだ。
正直、少し冷めてしまった…。
物語的に仕方の無い部分かもしれないが、出来れば番組セットの中で解決してもらいたかった。
色々書いたが、終盤を抜かすと、ほどよい緊張感が続くし、色々と考えさせられる部分もあり、普通に笑えるシーンも結構ある。
全体的に見て楽しむことが出来る作品だと思った。