「 アイアン、ボトムサウンド…… 」
🖋一言コメント
最近レビューが思うように出来ないのもこのゲームにハマってしまったからです(今更)。
というわけで、艦これ劇場版をようやく鑑賞。少し前からゲームをやり始めていたのですが、まあ一言で説明すると「船の擬人化」。これはアニメの続編で、設定の説明などは一切ないので注意。もし鑑賞したいと思った時は予備知識を少しだけ調べて行く方がいいでしょう。
🖋感想＆考察 ⚠️ネタバレ注意⚠️
さて、評価に移る。アニメはあまり良い出来ではないと言われているが、こちらではその足りなかった部分をしっかりと補充して巻き返しを見せた。イベントの舞台となったアイアンボトムサウンド、つまりはソロモン海戦で活躍した艦が多く登場し、さらに艦これで敵としてプレーヤーを苦しめる深海棲艦の正体？などが明らかとなる。ネタバレは避けたいので明記しないが、あの説明を受けると、ゲームでは誰も轟沈させないようにしなければ…と改めて感じる。
個人的に好きなキャラである比叡、加賀が多く出ていたことも本当に嬉しい。加賀はともかくとして、ネタキャラ扱いであった比叡がほとんどシスコンキャラを封印し、金剛型二番艦としての貫禄を見せる。自分が狙われる危険があるのにも関わらず探照灯を照らしていたのは史実に基づいていて、純粋な歴史ファン、戦艦ファンも気持ちが盛り上がったのではないだろうか。
そして何より海の映像が美しい。その戦いのほとんどが夜戦なのだが、夜の海の描写が美しく、アニメを更に上回る完成度となっている。
「 夜はいいよねえ。……また、夜に逝くのも 」
艦これを知らない人にも是非観てほしいアニメーションの美しさと戦闘シーン。
