もりいゆうた

マグニフィセント・セブンのもりいゆうたのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.4
え、めちゃくちゃかっこいい!!!とにかく熱くて、西部劇がこんなに面白いだなんて……

『トレーニングデイ』『イコライザー』と、三度目のタッグとなるアントワーン・フークア監督×デンゼル・ワシントンさんはもうほんと最高である。一生見ていられる。

『イコライザー』が好き過ぎるから、これを超えてくることはまずないと思って、逆に今まで見てなかったんだけど、『マグニフィセントセブン』はまた違った良さがあって、ラストにも驚きがあって、もう感無量。はぁ、痺れました。勝手にB級映画だと思ってたわ……

黒澤明の『七人の侍』のリメイクである西部劇『荒野の七人』のリメイクなのね。不勉強ながら『七人の侍』見たことないのですぐ見させていただきます!『荒野の七人』も傑作らしいじゃん。

1954年に撮られた黒澤明の映画の魂がいまだに受け継がれていると思うと、さすが黒澤明監督。すごい!いや、黒澤明、全然知らないんだけどね。


仲間を集めて悪いヤツらから町を守る、って昔からある王道ストーリーだけど、王道って超面白い。弱きを助け、強きを挫く。シンプル・イズ・ザ・ベスト!

男ごころをくすぐる素晴らしい映画でした。