原作の「よそ者が危機にひんした弱者を補助する」という精神を活かしつつ、登場人物や世界観を現代風にアップデート。かなりバランスをとるのが難しい作業を見事にこなし、さらにアクションやドラマ性を高めることに成功しているんじゃないでしょうか。
ドンパチシーンは原案に加えてかつての西部劇のいいとこ取りをしたような見せ場のオンパレードでお腹いっぱい。なお一番インパクトあったのは市民の攻撃法が完全に日本の落ち武者刈りだったということは秘密(笑)
ヒロインのヘイリー・ベネット(最近だとハードコアの美人妻エステルが印象的)の活躍も今風ながら苦味の残るラストを残してくれる。
昔ながらの色味の強い画面もキャラ濃さと相まってベストマッチ!