『ベイビー・ドライバー』上映開始1分で鳴らされる音楽に気持ちを持っていかれ、そのあと更に3分で「あーこれ絶対にいい！！好きなやつ！！」と確信できるほど最初っから心をギュッと掴まれたまま最後まで一度たりとも裏切られない傑作だった。
音楽なしでは生きられない主人公、ベイビーのその特徴を最大限に活かした劇中の選曲の素晴らしさと効果的な使い方に唸らされた。
2時間に満たない上映時間だがとても濃厚で、物足りなさを覚えることもなくスッキリとしたまとまりの良さ。これはぜひとも映画館のスクリーンと音響で観てもらいたい映画。
(唯一の不満は目当てだったジョン・バーンサルの出番がちょっと少なすぎた、というごく個人的な好みの問題でマイナス0.1)
