うめ

ベイビー・ドライバーのうめのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.2
初の立川シネマシティ極爆上映にて。

冒頭から「ベルボトムス」のリズムが身体の芯を貫いたかと思えば…
車のエンジン音、ブレーキ音。
ビリビリと響きわたる。
まるで、その場にいるかのような臨場感に引きずり込まれました。
これは、あくまで私の感想ですが…
多分ミュージカルのような繊細さや柔らかさが求められるものよりは、こういったロック系やアクション系でこそ極爆は本領を発揮するのではないだろうか?
思わず動き出しそうになる身体、リズムに合わせてしまいそうな爪先。
満足感ハンパなかったです^_^

これでもかという程に炸裂する監督の音楽に対する思い。
音楽に合わせて繰り広げられる演出がまた最高。
オシャレでポップで楽しい。
ベイビーと同化し、音楽に身を委ねる快感。

そして、リリー・ジェームスのシンプルに引き出された魅力も良かったが…
まあ、アクの強い面子が揃ってます。
ケビン・スペイシーが相変わらず何を考えているか分からない胡散臭い渋さを見せれば。
ジェイミー・フォックス、ジョン・ハムら実力派がしっかりと脇を固める。

能書きなんていらない。
ひたすら、響きわたる音楽を聴き。
気の利いたセリフにくすっと笑い。
迫力のカーアクションで手に汗を握り。
ベイビーとデボラの恋に微笑む。
映画って素直に楽しめばいいんだ。

やはり、劇場でこそ味わい尽くせる作品だと思います!
チャンスがあれば、是非とも劇場へ(*^◯^*)
うめ

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