このレビューはネタバレを含みます
ひょっとして今年度最高傑作？
1年に映画館で30本～40本ぐらい見る私が見終わった後に抱いた感想です。
ある所ではカーチェイス版のララランドと評されていますが私はそうは思いません。
音楽をうまいこと絡めてる所は似ていますが似て非なるものです。
ただ、そう言いたい気持ちもわからないでもない、とだけは言います。
私はまったくの別物だと思いますがね。
どちらも素晴らしい映画だと思いますが。
さて本編ですがまず音楽のチョイスがすばらしい、そしてボタンを押す音や会話、車から鳴る機械音などそれらを音楽とうまく融合して最初の5分で引き込まれました。
仲間のくだらないやり取りの後に進んでいた音楽を止めまた最初から再生をして自分のタイミングで～というくだりで少しニヤニヤしてしまいました。
この映画をご都合主義と言う方も見受けられます。
でも全ての映像作品とは全てがご都合主義でしょう？
稚拙やらご都合主義やらと批判をする前にいい所を見ましょう。
どんな映画でもいい所はあります。
悪いところよりもいい所を見て自分を盛り上げたほうが映画を何倍も楽しめると思います。
後半の逃走の疾走感、音楽の鬼気迫る感じなどとても気分が高まりました。
物語的にもすごくバランスがとれた作りで前半から後半まで飽きることなく見ることができました。
いつも飲み物を持ち込んで映画館に入るのですが一度も飲むこともなくスタッフロールが流れました。
今年ではこれがはじめてかもしれません。
飲むのを忘れるほど夢中になったのは。
あとデボラさん可愛いですね。他の役者さんもとても個性があり良かったです。
バディ？若い細いデニーロに見えちゃいました。
見た場所・映画館２Ｄ
