興奮した！！
エドガーライトの作品って、ユーモアと映像を通じての音楽へのこだわりっていうのは言わずもがな共通している事なんだけど、それ以外に強く感じるのは、作り手側の興奮や笑いや高まりが作品を通して透けてみえるところ。
そういうところは全部キレイに隠してクールにパッケージされた作品は山のようにあるけど、エドガーライトの作品を見ると、なんか他人事とは思えないほっこり感に見舞われることが多い。
撮影はもちろん、編集作業もオタクたちが集まって「アツイ！ヤバい！これやり過ぎ？!」とか言いながら興奮してるところが想像できるところがすごく好き。
(ミシェルゴンドリー作品もそういうところある。)
さらに映像の中に隠されたギミックが観客が拾えるように沢山散りばめてあるから、それに気がついた時、作り手と同じように嬉しい気持ちになれるのも優しい。
作り手が興奮しないで受け側の興奮は作れないよね。
