このレビューはネタバレを含みます
難聴の主人公ベイビーがiPodを再生
劇場にベイビーの聴いてる音楽が流れ出す
車が走り始める
これだけでもう最高。。。
車のミュージカル映画とでも言うのでしょうか。
とにかく音楽とドライブアクションのシンクロ感がハンパじゃなく、気持ち良いシーンのつるべ打ち!!
終盤、FOCUS『Hocus Pocus』が流れるシーンはこの映画のテンションが最高点に達します。
自分を縛ってる物を振りほどき、文字通り自分の足で走り始める。
感情の昂りがBGMにより加速させられ、内臓から熱くなってくるような感覚に襲われました。
ベイビーが彼女との当たり前の幸せを掴む権利を得て終わるラストも自分好みで、清々しく劇場を後にできたのを覚えています。
こう最高なシーンは多々あるんですが、思い返してみると、オープニングでいきなりノリノリの主人公に呆気に取られている頃には、もうこの映画の虜になっていたんですね。
ど頭からインパクト大、終盤までアドレナリン出っ放し、面白くないはずがありませんでした。