男性優位社会とフェミニズム思想に対する相互批評的映画
はじめは、バービーの住むバービーランドで役職を与えてられたバービーたちとただ存在するケンたちによるコメディのようなやりとりであったが、主人公のバービーが死を意識することによって、毎日が繰り返しのバービーランドに異変が生じる。
バービー優位社会における不条理な立場のケン、主人公の特段役割が無いバービーが人間社会に身を置き、それぞれが最終的に辿り着いた結論にある意味、過去、現在における実社会の批判であったり、より良い自己実現に対する答えがあり、非常にメッセージ性の強い作品だと思いました。