このレビューはネタバレを含みます
頭を空っぽにして楽しめる映画。
バービーランドには様々な人種のバービー(女性)&ケン(男性)が登場していた。
私のイメージには、金髪でスタイルのいい美人、そして男らしいマッチョ、というステレオタイプ的なルックスがあったため、多様性のある彼らを見てかなり驚いた(調べてみると、21世紀からは肌の色だけでなく、様々なヘアスタイルやファッションのバービー&ケン人形を販売しているようだった。)。
ラストシーンでバービーは人間の生活を選択した。
「変わる」ことを恐れていた彼女が、安住のバービーランドを選ばず、人間世界に踏み入れることとしたのは、人間世界で出会った公園での老婆や、自身の産みの親であるルース・ハンドラー元社長達と触れ合い、これまで感得し得なかった何かを感じたからなのであろう。