このレビューはネタバレを含みます
ケンの歌が長かったー。
女性は男性からあの長い長いケンの歌を聞かされ続けている感覚を持って生きているのだろうか。
それなら、絶対にやだろうな。
てか、やだった。長かった。
ただ、ケンの悲哀もあるよね。
ケンもこれから変わっていくだろう、現実世界の女性のように。という感じのセリフが最後の方にありましたが、ケンの側の目線で観ていた人にとっては一番刺さるセリフだったかもしれません。
観る人によって映画の感想が違うのは当たり前なんだけど、
それにしても、観る人によって全然違ってくる映画だと思います。
面白い。
このクオリティで、
この熱量で、
このテンポ感で作られているから観れましたが、
実は結構観る人を選ぶのかなと思いました。
メッセージ性の部分でとかではなくね。
イリュージョンというとわかりやすいのだろうか。
なんだろう。
私はあまりこういうタイプの映画は不勉強なので、どこか冷静な自分もいて。
荒唐無稽な分、込められたメッセージを汲み取ろうとできたし、自分なりに考えながら見れました。
良い映画体験でした。