1人の女性としてのバービー
社会に出て女性としていることは楽しい事だけではなく、制限されたり辛いこともたくさんあるけれど、それもひっくるめて幸せと感じさせてくれ、ありのままの自分でいていいのと思わせてくれる自己肯定感爆上がり映画でした。
幼少期バービーで遊んだことはなかったのですが、何故か女の子心がくすぐられる色合いやファッション、雰囲気。こんなん女の子は全員好きやん！といった感じです。
映画の中では"定番"と表現されている、マーゴバービーにとって良くもあり悪くも感じている部分。周りと比べて勝手に劣等感を感じてしまったり、自分の存在意義について悩む姿がまさに人間味があって良かったです。
男に支配されず強い女性であり続けるマーゴバービーが良すぎて、まさしく女性のロールモデルだなと思いました。
一番の期待はライアン・ゴズリングのケンだったのですが、想像以上に良すぎて眼福でした。歌って踊ってくれるの有り難すぎる。バービーランドのケンは人間界でいう女性で、真逆の立ち位置を表しているので、ケンの男性としての威厳や可能性を感じて行く姿にも共感できました。
