実際のバービーがどこまで社会的な意味を持ってたかはわからんけど、女性へ夢を与えた先にあるフェミニズム、対となる構造的な意味でのマスキュリズム、それら双方に対する偏りと違和感っていうのを描いてる作品なんやと思ったし、めっちゃ今っぽいなと思った。
別に演出やプロットなんぞやってのがそこまで新鮮なわけではないけども、今の世の中だからこそこういう映画を観れて、それが社会に受け入れられてるのは現象として面白いし、なんかいいなと思う。
そしてサントラが非常に豪華。ビリーアイリッシュの楽曲の使い方がめちゃくちゃグッときた。