このレビューはネタバレを含みます
公開当初、公式が出したクソコラのせいで叩かれてしまったものの、すごくいい作品！！完璧な実写化。
テーマも脚本も、他の名作映画をオマージュしたつくりもおもしろい！
様々な職について、いろんな人種や体型のバービーがバービーランドにいるから、女性へのエール感が強いし、女の子って本当に楽しい！CANMAKE TOKYO！！って感じで始まるけれど、バービー人形に無縁な「劣化」や「死」を考えはじめて、ストーリーは展開していく。
バービーランドから人間界に行き、
バービーは女の子の「憧れ」ではなく「女の敵」「男からの品定めの対象」となっている価値観の乖離に直面するバービーがマジ強烈だな。
「女性らしさ」の権化のバービーと同じように、ケンも「男性らしさ」に囚われていた被害者(言葉が重いけど)であったことにハッとさせらるし、「自分は自分」であって素晴らしいことを強く伝えてくれる映画。
と思ったらガーウィグ作品。さすが。
